Blog55【リンパ腫の治療 その14】

リンパ腫の治療(消化器型 低グレード→高グレード)

 2023年12月9日ネネの抗がん剤投与の日でした。T先生がご不在の日であり、今日は慢性腎臓病のトモの主治医をしてもらっております院長先生にネネを診てもらいました。

 前回の12月2日の抗がん剤の日は、下痢が続いており体重が2.94kgまで減少しておりましたので、攻めの抗がん剤ではなく、副作用が少ない抗がん剤(ロイナーゼ注用)で下痢を止めて体重を回復させることになりました。そのこともあり、この1週間は下痢をしませんでした。また、ネネはこの1週間、流動食の他にドライフードも自分で食べられるようになりました。

 院長先生に、下痢が治まったことと流動食に加えて自分でドライフードも食べられるようになったことをお伝えして、ネネを託して、夕方に迎えにいきました。 

 動物病院では、「血液検査」、「超音波検査(貯留液検査)」の検査と、「抗がん剤(オンコピン注射用)」、「皮下補液(乳酸リンゲル)」処置をしていただきました。

 「血液検査」の結果は、以下のとおりでした。

 院長先生から、ネネの「体重」、「血液検査の結果」、「超音波検査結果」「抗がん剤による治療」について、次のようにご説明がありました。
リンパ節の大きさは1.2mm~4mmと前回とほぼ同じくらいの大きさで、増殖は概ね抑えられており、体重が3.2kgと増加、下痢も治まり、血液検査の結果については、貧血は少し進んでいますが、アルブミンが改善、肝臓の数値も改善していましたので、以前(11/15)も投与した(攻めの)抗がん剤に戻しました。次回は1週間後(2023年12月16日)に抗がん剤を投与します。」とのご説明でした。

 処方していただきました薬は、いつもの「ファモチジン錠」、「セレニア錠」、「ディアバスター錠」、「ビオイムバスター錠」、「プレドニゾロン錠」でした。

 以前(11/15)はこの抗がん剤(オンコビン注射用)の投与後、ネネが徐々にご飯を自分で食べられなくなっていき、次の(11/23)抗がん剤(注射用エンドキサン)の投与予定日の2日前(11/21)からは、ご飯をほとんど自力で食べられなくなったので、今回は前回の経過を踏まえた警戒をしており、前回と同じであれば、12月14日あたりにはご飯が食べられなくなってしまうはずなので、今、食欲があるうちにしっかり食べさせかつ、流動食もやや多めくらいで様子を見ながら与えていきたいと思います。
 その後も、もし前回と同じになった場合、次回の抗がん剤(注射用エンドキサン)投与後(12/16以降)に、ひどい下痢が毎日続きかつ、全くご飯が食べられなくなりますので、そのつもりで警戒を強めて世話をしていこうと思います。

 また、最近は、アルブミンとヘマトクリットが低下しており、抗がん剤(オンコビン注射用)投与以降は、肝臓の数値が悪くなったりしておりましたので、抗がん剤による他の臓器への影響や、副作用(膀胱炎の副作用があるそうですがそれは出ておりませんので、ネネの場合特に下痢)の状況、元気、食欲、飲水、体温(感染症など)気を付けて見て行こうと思います。

 次回の抗がん剤投与日は12月16日ですので、ネネのリンパ腫の治療の経過はその後記載したいと思います。

●次回はBlog56【たぬき♥】です。Blog56はこちら↓↓↓

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ねねともきなこ

 

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