2次診療の動物病院を受診した日の翌日の2020年3月27日に、「積極的な内科治療」をA動物病院で対応してもらえるか相談に伺いました。
2次診療動物病院での「検査及び診断結果」と「3つの治療方針(SUBシステムor尿管切開or積極的な内科治療)」について説明を受けたことについてお伝えして、「積極的内科治療」を行いたいということをA動物病院の院長先生にお伝えいたしました。
※「3つの治療方針(SUBシステムor尿管切開or積極的な内科治療)」については、Blog3をご覧ください→ Blog3へ
院長先生は「積極的な内科治療」をお引き受け入れてくださいまして、「がんばりましょう!」と言ってくださり、早速、治療を進めるために、2020年3月27日からトモは入院(3日間)することになりました。
入院中は「3種類の血液検査」と「超音波検査」のほか、「静脈点滴」などの処置を行っていただきました。
また、入院中は、先日2次診療の動物病院で先生がおっしゃっていたことを思い出しながら「トモの左尿管の結石が早く流れてくれればよいけれど、一方で結石が現在拡張している尿管から、拡張していない細い尿管の部分に流れて、また結石が詰まってしまったらどうしよう・・・。」と、とても複雑な気持ちでおりました。
そして、これまで10年間別々に過ごしたことがなかったトモが、入院して寂しくて捨てられたと思っているのではないだろうか・・・と心配になり、毎日面会に行きました。
面会時に撮影したトモの様子は以下の写真のとおりです。↓ ↓ ↓
ケージの奥の方にうずくまっていて、こちらの方に来てくれず、また振り向いてもくれませんでした。入院の3日間がとても長く感じられました・・・。
そして入院中の血液検査については、以下のとおりでした。
入院初日(3月27日)の血液検査結果では、数値が真っ赤( BUN尿素窒素33.2 CREクレアチニン1.86他)でした。先生からは血液検査の各数値について、意味や内容を詳しくお話をお聞きしていませんが、検査結果書には、「脱水」という文字がHCTヘマトクリットとTP総蛋白とALBアルブミン3か所に記載されており、「腎臓の数値(クレアチニン)」が正常範囲を超え始めているのが確認できました。
トモの腎臓は以前のBlog2にも記載しましたが、既に左腎臓になってしばらく経っていたいる状況であり、左腎臓もおそらく一部(どれくらいかは不明)の機能しか残っていない状況と言われておりましたので、治療はまさに一刻を争う状況でした。ですので、「とにかくトモを救いたいの一心」でしたが、ふと頭の中で「さて、治療費の問題についてはどうなるだろう・・・。」ということも思い浮かびました。「どういう治療になるかわからないけど、やれるだけはやろう。」と思いました。
トモは幸い病院嫌いではなく、診察台の上でくつろいだ横座りをしたりするなど、通院を嫌がらなかったので、「積極的内科治療」を行うに当たっては本当に助かりました。
私の家には「きなこ」というとても怒りっぽい猫がいるのですが、その猫だとこうはいかなかったと思います。
先生に(積極的な)静脈点滴ほか処置をしていただいた結果、尿素窒素やクレアチニンの数値は入院中の3日間で良い数値
3/27 BUN尿素窒素33.2 CREクレアチニン1.86 BUN/CRE比17.8
3/28 BUN尿素窒素14.4 CREクレアチニン1.35
3/29 BUN尿素窒素21.4 CREクレアチニン1.56 BUN/CRE比13.7
となり、トモの腎臓は入院の時点で少なくとも、点滴をした場合、腎臓機能の数値として、このくらいの数値が出せる機能が残っていることがわかりました。
3月29日の退院以後、「腎臓の薬(ラプロス55㎍」と「尿路をきれいにするというサプリメント(UT-Clean Ca)」と与えることとなりました。
また、4月4日からは「ラプロス55㎍」と「ミニプレス錠0.5mg」を処方していただきトモに与えることにまりました。
以後「積極的な内科治療」が本格的に始まりました。
左尿管から石が流れてなくなることを祈りつつ・・・。
上記の続きはBlog8「積極的な内科治療の経過(前編)」で記載いたします。
●その前にBlog7では「トモの赤ちゃんの頃❤」を簡単にご紹介したいと思います。
病気のことを記載しながら、ふと、トモが私の家に初めて来てくれた頃のことを思い出しました。
Blog7「トモの赤ちゃんの頃❤」はこちら↓↓↓
●次のブログBlog8「積極的な内科治療の経過(前編)」はこちら↓↓↓
いつもお読みいただきまして、ありがとうございます🙇
ねねともきなこ
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