Blog72【積極的な内科治療Part2慢性腎臓病(腎不全含む)(その2) 】

積極的な内科治療(尿路結石・尿石症・慢性腎臓病(腎不全含む))

 トモは2020年2月に尿路結石と尿石症が見つかった時に既に、右腎臓は壊死して委縮しており、機能しているのは左腎臓のみ、左腎臓も左尿管が石で詰まっていた期間の影響で、左腎臓は既に委縮が始まっており、エコーで見ると卵型ではなく、ボコボコしている状態ということでしたので、何%腎臓機能が残っているか分からないとのことでしたので、トモの左腎臓は定期的な監視が必要であったということは、これまでにお伝えしてまいりましたが、そのため、以下の治療を行いました

 特に、院長先生からは、トモちゃんの腎臓の機能がどれだけ残っているかを考えた場合、お水を多く与えることで、おしっこをいっぱいさせて腎臓を守ることが大切」ということで、

「経口補水が非常に重要」

と言われておりました。与えたお水は普通の水道水です。

基本的な治療状況
  • トモの病状の監視と状態の急変に備え毎週一回通院
  • ラプロスで慢性腎臓病による腎臓の機能の悪化を抑える
  • アミンアバストで慢性腎臓病の進行を抑制する(尿管から石が流れたことが判った2020年9月30日から3ヶ月後の2020年12月23日にご紹介を受けて以降現在も与えています。服用の仕方注意です。)
  • アゾディルに配合されている菌によって窒素老廃物を分解してもらう(2021年9月17日に院長先生にご紹介を受けて以降現在も与えています。)
  • 経口補水で1日400mlのお水を与える(2021年8月30日から経口補水を少しずつ始めました。)
  • 食事はロイヤルカナン腎臓サポート(尿管の石が流れたことが判った2020年9月30日の後の2020年11月27日より院長先生のご指示を受けて以降現在も与えています。石が流れるまでの期間は、トモが太っていたこともあり、体重を4kg切る位にするようにダイエットのご指示があり、ロイヤルカナン満腹感サポートを与え体重を3.8kgにまてダイエットさせました)

 2022年4月30日の受診で左腎臓にあったいくつかの石も全て流れたことが判明した後の

慢性腎臓病(腎不全含む)の闘病

において、2022 年5月7日から2022年10月15日までの血液検査結果は以下のとおりでした。

 BUN(尿素窒素)は35.9〜49.7mg/dl の範囲、CRE(クレアチニン)2.13〜2.75ml/dlで推移していました。

 院長先生からは、与える水の量が少なくないので、飼い主さんの負担とトモちゃんの両方にとって無理のない範囲で、経口補水を「1日400ml」を目指して行うよう言われておりましたので、この間、12mlのシリンジ8本を4回計384mlを与え続けました。

 また、投薬はラプロスサプリメントはアミンアバスト、アゾディルを与え続けました。

 2022年10月15日の血液検査結果では、ずっと40mg/dl台であったBUN(尿素窒素)が35.9mg/dlにまで下がりましたが、2022年10月8日のCRE(クレアチニン)は2.75ml/dlと2mg/dlの後半の数値となり始めました。

 院長先生からは、BUN(尿素窒素)は35.9〜49.7mg/dl の範囲、CRE(クレアチニン)2.13〜2.75ml/dlで推移していたことについて、トモの腎臓の残っている機能を示す数値であり、この程度の増減はそこまで深刻ではなく、「概ね横ばい」という評価でした

 トモの左腎臓の残っている機能にできる限りダメージを与えないように守るため、

ラプロス

アミンアバスト

アゾディル

ロイヤルカナン腎臓サポート

経口補水

はトモにとっては良かったようでした。

 次回は、Blog73【ネネの開眼供養を執り行いました】を投稿いたします。

 また、このBlogの続きは、↓のBlog74【積極的な内科治療 Part2慢性腎臓病(腎不全含む)(その3)】で記載いたします。

 いつもお読みいただきまして、ありがとうございます🙇

ねねともきなこ

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