Blog102【〜尿路結石・尿石症の克服〜積極的な内科治療Part2慢性腎臓病(腎不全含む)(その14)】

積極的な内科治療(尿路結石・尿石症・慢性腎臓病(腎不全含む))

 2024年2月のトモの経口補水後の「ふらつき」「口呼吸」「失禁」はその後おきておらず、体調は良好です。

 昨日(2024年7月13日)はトモの慢性腎臓病の通院の日でした。

 いつものように血液検査をしていただき、血液検査結果は、以下のとおりでした。

 CRE(クレアチニン)の数値は、今年(2024年)に入って、                1月6日2.35mg/dl、1月20日2.26mg/dl、     2月3日2.42mg/dl、2月20日2.47mg/dl、     3月2日2.25mg/dl、3月23日2.36mg/dl、     4月6日2.45mg/dl、4月20日2.51mg/dl、     5月4日2.46mg/dl、5月18日2.59mg/dl、     6月1日2.51mg/dl、6月15日2.57mg/dl、    6月29日2.74mg/dl、7月13日2.39mg/dl            という数値で、前回から減少し、1月の数値に戻ってきました(基準値は0.90〜2.10)。

 BUN(尿素窒素)の数値は、          1月6日48.4mg/dl、1月20日44.8mg/dl、      2月3日44.6mg/dl、2月20日46.9mg/dl、     3月2日41.1mg/dl、3月23日42.9mg/dl、     4月6日41.3mg/dl、4月20日41.0mg/dl、     5月4日41.2mg/dl、5月18日38.7mg/dl、     6月1日41.9mg/dl、6月15日40.6mg/dl、    6月29日39.1mg/dl、7月13日37.2mg/dl          という数値で、前回の数値から減少し、1月の数値からも大きく減少しました(基準値は17.6〜32.8)。

 IP(無機リン)の数値は、          1月6日4.2mg/dl、1月20日4.5mg/dl、       2月3日5.1mg/dl、2月20日4.7mg/dl、       3月2日4.9mg/dl、3月23日4.6mg/dl、       4月6日4.8mg/dl、4月20日5.0mg/dl、       5月4日4.9mg/dl、5月18日5.6mg/dl、       6月1日4.8mg/dl、6月15日5.3mg/dl、      6月29日3.8mg/dl、7月13日3.8mg/dl         という数値で、前回に引き続き、低い数値でキープ、直近で近い数値を遡りますと、2023年7月22日の3.6mg/dlにまで回復した状態、1年前の数値に戻ったという良い結果でした(基準値は2.6〜6)。

 Ca(カルシウム)の数値は、         1月6日11.4mg/dl、1月20日11.7mg/dl、     2月3日11.6mg/dl、2月20日11.3mg/dl、     3月2日11.2mg/dl、3月23日11.9mg/dl、     4月6日11.7mg/dl、4月20日11.8mg/dl、     5月4日11.8mg/dl、5月18日12.2mg/dl、     6月1日12.2mg/dl、6月15日11.8mg/dl、    6月29日12.3mg/dl、7月13日11.3mg/dl             という数値で、最近、上昇傾向でしたが、1月の数値戻せました(基準値は8.8〜11.9)。

 体重の推移は、2024年3月2日3.9kg、3月23日3.92kg、4月6日3.96kg、4月20日4.0kg、5月4日3.88kg、5月18日3.9kg、6月1日3.84kg、6月15日3.95kg、6月29日3.85kg、7月13日3.9kgとほぼ横ばいで特段の異変なしでした。

 主治医の院長先生にからは、「クレアチニンはの結果が非常に良いです。尿素窒素も下がっており、お水もしっかり与えられています。リン、カルシウムここ最近で一番下っており、ここまでの数値で保てていて、本当にすごいです。引き続きこれまでのようにお水を与えてください。」ということでした。

 今回の血液検査で良い数値になったことは、「残り少ない機能しか残っていないトモの腎臓がこれだけの機能がまだ持っているということ」が判り、本当にうれしく思いました。

 今後もトモに無理させないように注意しながら、引き続き頑張ってお水を与えようと思います。

 2020年3月以降、トモは、積極的な内科治療で尿路結石症が治りました。以降は、ラプロス、アミンアバスト、アゾディル、経口補水(シリンジで口からお水を1日400ml与える)で、尿石症も治りました。現在(2024年7月13日)の病名は「慢性腎臓病(腎不全含む)」ですが、トモの腎臓は上記を継続して良好に保てております。

 2020年3月に「石が詰まって壊死した右腎臓に続き、左腎臓も既に委縮が始まっており、エコーで見ると卵型ではなく、ボコボコしている状態で、何%腎臓機能が残っているか分からない」と言われて4年経ちましたが、院長先生による治療方針と投薬、サプリメントや食事、そして「経口補水」が一番効果があるとのご指導、そしてトモもお水を飲むのを頑張ってくれて、ここまでこれています。

 尿路結石、尿石症、腎臓病(腎不全含む)が判った2020年3月には、トモの年齢は10歳で「余命」が半年くらいとの話も出ましたが、6月9日でトモは14歳になりました。

 この結果に感謝しながら、院長先生を信じて、先程も申しましたが、特に大事なのは「トモに無理させ過ぎないようにすること」ですので、このことに注意しながらしっかりお水を与えて、長生き目指していきたいと思います🙊🍀🌸

 これまでのトモの闘病経過はこちら↓↓↓にまとめております。

 トモの尿路結石症、尿石症、慢性腎臓病(腎不全含む)の【積極的な内科治療】の全体版は、こちら↓↓↓です。

積極的な内科治療(尿路結石・尿石症・慢性腎臓病(腎不全含む))
猫の尿路結石及び慢性腎臓病の積極的な内科治療

 次回は、Blog103【〜尿路結石・尿石症の克服〜積極的な内科治療Part2慢性腎臓病(腎不全含む)(その15)】を記載したいと思います。

 いつもお読みくださりありがとうございます🙇

ねねともきなこ🌸

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