Blog19【積極的な外科手術 その2】

積極的な外科手術(尿路結石・尿石症)

 ネネの左尿管の尿路結石が2020年10月初めに判明し、T先生から治療方針について、
 ①内科治療を行ってみて石が動くようであれば内科治療を進める
 (しかしネネの石はトモの石より大きく、この方法は難しいかもしれないとのこと。)
 ②尿管を切開して石を取り出して縫合する方法で尿管が維持出来そうなら尿管切開手術
 ③尿管を維持するのがだめそうなら石を一緒に尿管も切除して、腎臓と膀胱を直接繋ぐ手術
 ④それでもだめな場合はSUBシステム
というご説明があり、「③の手術がいけそうなら是非お願いします。」とT先生にお伝えしたことはBlog17で記載いたしました。
 また、T先生のお話では、③の手術は、腎臓と膀胱を直接繋ぐ術例が少なく術後の経過の資料も少ないというのが「安全」の面からは、心配な要素だということでしたが、「もしこの手術をしてみて、術後の経過が良かった場合、その後、腎臓にあるいくつかの石が後に下りてきても、尿管がないので詰まる心配がなく、そのまま膀胱に落ちていくので、そういう意味でもこの術式は期待が持てます。とご説明を受けた部分に私は非常に期待が持てましたので、③がいけそうなら是非にとお願いいたしました。

 トモの左尿路結石については「積極的な内科治療」半年かけて石を流し腎臓にあったいくつかの石「積極的な内科治療」+「経口補水」1年半から2年の間に押し流しました(超音波検査で分かったのが2年後なので、その前の超音波検査が半年前ですので、「積極的内科治療」開始から1年半から2年の間に腎臓にあった複数の石を押し流した)が、ネネの石は大きいとのこでしたので、トモと同じことをしてもどうなるかわからないと思いました。

 ネネの治療については、2020年10月2日から内科治療を行いましたが、尿管から石が動いているか20日程度経過をみましたが、石が動いている様子がなかったので、T先生から10月22日に手術を勧められ、手術日を11月4日と決め、10月31日はCT検査を別病院に行くことになりました。
 以上は前回までの内容ですが、10月31日は9時予約でしたので遅れないよう、電車とバスを乗り継いでCT検査の病院に行きました。
 病院までの移動に1時間くらいかかったのですが、病院に向かう途中、ネネは電車の中でもバスの中でも一度も鳴きませんでした。
 電車の中やバスの中で、時々ネネの顔を確認しましたが、ネネは何もわかっていないのですが、ネネと目が合うとホッとしました。病院への移動中は時間があったので、今後手術に立ち向かわないといけないということで、ネネにはとても大事な試合を控えたアスリートを扱うように、そして私はその監督のような気持ちで、「ネネ、これから病気に勝つため手術に準備に入るよ。病気と闘うんだよ。気合い入れてがんばろうね。」と心の中で強くネネに言い聞かせながら、病院に向かっていました


 スマホでマップを見ながら、病院に到着し、紹介状などお渡しして、先生からこれから行う検査の内容などのご説明を受けまして、ネネを預けました。
 約3時間後のお迎えの時間の指定を受けましたので、近くのファーストフードで待機して、ネネの検査が終わるのを待ちました。

 ネネの検査が終わるのを待っていた約3時間、ネネのことばかり考えていたのですが、この時ネネは7歳で、トモが10歳で尿路結石になったので、「ネネはトモより若いのに病気とは早いな・・・。尿路結石は体質などもあるけど、餌と水のコントロールを若猫の時からやっていないとこうなるのかな。若猫のころから餌の成分のコントロールをするのって、やり過ぎても美味しいごはんが食べられないとかわいそうだしどうすれば良いかな。先生にまた相談しよう。」など、待機時間にいろいろ考えました。
 また、今回のネネの尿路結石の手術については、ネネにはトモの時と比べてスペアの腎臓があるので、「攻めの外科手術が試せてよかった」とか「これがうまくいけば他の猫にも万が一同じことになってしまったら適用できるかもしれない」とか、「手術が成功して、術例の一つと術後の経過を良いものにして、資料としても貢献出来たらいいな。」など、今回の手術に立ち向かうための別の大きな目標も出来ました


 検査を待っている間、ネネの赤ちゃんの頃のことを振り返ったりしていました。
 ネネはトモが3歳の時に、生後3か月半で家に来てくれた猫ちゃんたったのですが、トモと会った瞬間から、トモがお母さんだと思ってトモの後追いをし、そういう7年前のことをいろいろ思い出したので、Blog18で写真を掲載いたしました。
 当時赤ちゃんだったネネは、お母さんだと思っているトモの「かまくら」に狭いのに無理やり入って行って一緒に寝ようとしたり、トモと一緒に過ごしたりと、「トモがとても大好き」でした。
 飼い主の私は当時は、赤ちゃんだったネネからあまり求められていなかったのですが、私が子供の頃に飼っていた猫と顔がよく似ていたので、ネネを抱っこしてお腹のにおいをかいだりしていました (>᎑<`๑)♡
 ネネにとってはにおいをかがれて迷惑だったかもしれませんが、赤ちゃんの頃のネネがかわいくてなつかしかったので、ブログBlog18「ネネが赤ちゃんの頃です」にしました。よろしかったらご覧ください。

Blog18「ネネが赤ちゃんの頃です」はこちら↓↓↓

 CT検査が終わると言われていた指定の時刻にネネを迎えに行き、先生から画像を見ながらネネの腎臓と尿管についてのご説明を受けました。

 CT検査の結果の詳細については、次回のBlog20「積極的な外科手術 その3」で記載したいと思います。

Blog20「積極的な外科手術 その3」はこちら↓↓↓

 いつもお読みいただきまして、ありがとうございます🙇

ねねともきなこ

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