【これまでのあらすじ】 トモは2020年2月に尿路結石と尿石症が見つかった時に既に、右腎臓は壊死して委縮しており、機能しているのは左腎臓のみ、左腎臓も左尿管が石で詰まっていた期間の影響で、左腎臓は既に委縮が始まっており、エコーで見ると卵型ではなく、ボコボコしている状態ということでしたので、何%腎臓機能が残っているか分からないとのことでしたので、トモの左腎臓は定期的な監視が必要であったということは、これまでにお伝えしてまいりましたが、そのため、以下の治療を行いました。
特に、院長先生からは、「トモちゃんの腎臓の機能がどれだけ残っているかを考えた場合、お水を多く与えることで、おしっこをいっぱいさせて腎臓を守ることが大切」ということで、
「経口補水が非常に重要」
と言われておりました。与えたお水は普通の水道水です。
前回のBlogでは、
❶2022年4月30日の受診で左腎臓にあったいくつかの石も全て流れたことが判明した後の
慢性腎臓病(腎不全含む)の闘病
において、2022 年5月7日から2022年10月15日までの血液検査結果は、BUN(尿素窒素)は35.9〜49.7mg/dl の範囲、CRE(クレアチニン)2.13〜2.75ml/dlで推移していたこと。
❷院長先生からは、経口補水を「1日400ml」を目指して行うよう言われておりましたので、この間、12mlのシリンジ8本を4回計384mlを与え続けたこと(2021年8月30日から経口補水を少しずつ始めました)。
❸トモの左腎臓の残っている機能にできる限りダメージを与えないように守るため、投薬はラプロス サプリメントはアミンアバスト、アゾディル、食事はロイヤルカナン腎臓サポート、そして経口補水を1日384ml与え続けたこと。
を記載いたしました。
その後の経過につきましては記載いたしますと、2022年10月22日から2023年3月4日までの血液検査結果は以下のとおりで、BUN(尿素窒素)は36.0〜49.4mg/dl の範囲、CRE(クレアチニン)1.91〜2.69ml/dlで推移いたしました。CRE(クレアチニン)の最低値は1.91mg/dlと血液検査結果表の基準値の範囲内(黒字)に収まった時もありました。
院長先生から、「トモの腎臓の残っている機能を示す数値」である、BUN(尿素窒素)及びCRE(クレアチニン)の数値について、
「横ばい」
との評価で、「よく維持できている」と言っていただけました。よかったです。
院長先生のご指導に基づき
投薬はラプロス
サプリメントはアミンアバストとアゾディル
食事ロイヤルカナン腎臓サポート
経口補水1日384mlを与えていたこと
の対応をして、このような状態になりました。
その後、2023年3月になって、トモの体が経口補水の度に、パンパンに膨らむようになってきました。「もしかしたらおしっこが出にくくなっているのかな…。」と心配になりましたので、院長先生にご相談して、そして2023年3月4日には循環器の先生にも超音波検査等して診てもらいましたところ、心臓は若干の所見はあるそうですが、大丈夫だということでした。安心いたしました。
2020年2月に尿路結石と尿石症が見つかり、右腎臓は壊死して委縮、機能しているのは左腎臓のみ、左腎臓も左尿管が石で詰まっており、左腎臓は既に委縮が始まり、何%腎臓機能が残っているか判らないといった状況から、この時点で3年経ちましたが、トモは良好な体調で生きることができました。
ここまでこれたのは、石を見つけてくださったT先生と、積極的内科治療を引き受けてくださった院長のおかげです。
次回のBlog75【積極的な内科治療Part2慢性腎臓病(腎不全含む)(その4) 】では、2023年3月4日の後現在までのトモの病状について、経過を報告したいと思います。
これまでのBlogにつきましては、以下のサイトマップにまとめました。
少しですが、MovieやPhotoもあります。
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ねねともきなこ
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