2025年10月4日の定期通院時に、 「トモが飲水しにくくなったこと（1日にお水はシリンジで210ml+お水を飲みにくそうにしているのでハイドラケアを60mlのお水で希釈したものを自力で飲んだだけで、1日の目標の400mlには達していない、270ml程度）、食べるのが遅くなり量が少なくなったこと、相変わらずの失禁（うんち・オシッコ）等」 について、獣医師の院長先生に相談いたしましたが、最高血圧も血液検査結果も病状の悪化と言える程の結果ではありませんでした。
その後も、 「補水については更にシリンジによる飲水を嫌がるようになり、味の付いたものなら飲むと思い、ハイドラケア1袋に12mlのシリンジでお水を11本（130ml程度）入れて希釈したものを1日1回と、夜に12mlのシリンジ8本（100ml弱）の合計230ml程度しかお水が飲めていなかった」 ので、トモの腎不全の腎臓にお水は足りているか、脱水になっていないかについて、2025年10月25日も血圧測定と血液検査をしていただきましたが、前回同様、最高血圧も血液検査結果も病状の悪化と言える程の結果ではありませんでした。
その後は、トモを介護している時に、 ①お世話のためにトモを抱えたら胸のあたりで電気刺激又は痙攣あり。心臓の壁が厚いと言われていたが、悪化していないか？ ②撫でていただけで初めて失禁、口呼吸している時がある。 ③水や薬をあげると胃からゴロゴロ音がするので、胃が悪くなっているのではないか。胃の調子が悪くなったためか、シリンジの水が日によって飲めない時が多くなり、飲む量が安定性しない。毎回補水時にオシッコ又はウンチを漏らす。吐き気で上がってきたものをクチャクチャ言って飲み込んでいるようだ。歯磨き粉で歯磨きしてるだけでも口をぱくぱくして飲み込んでいた。 ④トイレでよく座っているようになった。10分以上でてこない。残尿感か？ ⑤食欲は低下したが一日の量は時間をかければ食べられる。 ⑥認知機能がおちてきている気がする。 というようなことがあり心配でしたので、2025年11月1日に動物病院に行って相談してきましたが、Echo検査の結果心臓や肺に水は溜まっておらず、最高血圧は10月25日と同じく169mmHg、クレアチニン2.28mg/dlと悪化なし、尿素窒素55.8mg/dlと50台ですが急激な悪化なし、無機リン、カルシウムの数値も悪化していませんでしたが、レントゲン撮影をしたところ、お腹に空気がたくさん溜まっており、鼻が詰まっていて口から飲んだ空気でお腹がパンパンになっているので、これがお水が飲めない原因ではないかということで、猫風邪など猫ウイルス性鼻気管炎に効果があるインターキャット注射とネブライザー（吸入）をしてもらい、数日の様子をよく観察してきました。
その後は、①薬が効きているのかお腹の空気がなくなったのかトモの表情が柔らかく、毛づくろいもする、②水を減らして130 mlのみの日と130ml+72mlの日で2025年11月2日〜11月8日過ごしてきたが、水の量が減り空気飲まなって楽だったみたいだか水は足りているか、③便秘で3日と3時間ウンチが出なかったが大丈夫かの3点が気になっていたので、2025年11月9日に動物病院に行ってきましたが、血液検査の結果、腎臓の機能に急激な悪化はないので、薬（インターキャットとネブライザー）が効いて鼻が通ってお腹に空気が入らないように水が飲めているのにその後も体調不良が続くようであれば他の原因を探るとのことで、ネブライザー（吸入）をしてもらいました。
その後、①元気がない、空中をぼ〜っ見上げている、認知機能がなくなってきている気がする、②この1週間で食欲、飲水落ちて、ほんの少し食べた食後は上を向いてクチャクチャ口を動かしている、③薬を飲ませる時にお腹がゴロゴロ鳴る、④トイレを外にはみ出して失敗して、オシッコとウンチが身体につくので、お風呂に入れているが、お風呂に入れた後とか、水の後など口呼吸をする時がある、⑤今日は熱があると思うなど、気になっていることがありましたので、2025年11月14日に動物病院で診てもらいましたましたところ、胸部のEcho検査で心臓に水が溜まっており、心室壁の厚さが6mm以上の7.4mm程度と厚くなっていることが判り「肥大型心筋症」が発症していると診断されました。水を抜く或いは投薬により水を排出する判断の状態ではないお水の溜まり方（量）なので、心臓からお水が抜けるのを見守るということで、お水は本人が自分で飲む量に任せて経過をみる（週1程度の間隔で通院して経過をみる）ということになりました。
その後は、①空中見てずっと口をクチャクチャしているはなくなった、正気に戻った感じ、②お水はハイドラケアを130mlのお水で希釈したものを自力で飲めるが、ご飯がほぼ食べられないという状態になり、心配でしたので2025年11月15日（本日）も動物病院に行きました。
体重・体温の測定結果
体重は4.0kgとご飯食べれず、お水が飲めていない割にはやや微増で、体温は37.7度（平熱）でした。
肥大型心筋症に伴う症状
本日院長先生にお伝えした症状について、以下の処置とご説明がありました。 ①空中見てずっと口をクチャクチャしているはなくなった、正気に戻った感じ。 →昨日のインターキャットで元気になっているなら数日インターキャットで菌を減らして治療する方法があるので今日もインターキャット注射する。 ②お水はハイドラケアを130mlのお水で希釈したものを自力で飲めるが、ご飯がほぼ食べられないという状態（以下の画像のラップをしている左の餌が1日のロイヤルカナン腎臓サポートの量、右はトモが1日で食べ残した量、ほとんど食べられていない）。
→耳に湿布するタイプの食欲増強剤を塗ってもらい、腎臓サポートの試供品2種類をいただいた。先生からは、「ご飯は少しでも食べていたら良い、2日間ご飯食べない、ぐったりして明らかにおかしい、呼吸（吸って吐いてを1回として）1分40回超える等があればすぐに連れて来てください。」とのご指示がありました。
今後の対応について
新たに「肥大型心筋症」が発症してしまい、トモは慢性腎臓病（腎不全）で補水が必要であるのに、心臓は水の処理が追いつかないで溜まっているという難しい状態になりました。
片方の腎臓機能していないトモは、現在良好に保てている腎臓の機能を悪化させると治療や介護が複雑になると思われるので、次回動物病院に行った時に、「遺伝的な心臓の弱さ（以前から少し厚かった心室壁）」に加え、慢性腎臓病（腎不全）治療における「高血圧」が心臓に負担をかけ、「トモのお世話中に心臓付近が痙攣していたこと」が不整脈だとしたら、「肥大型心筋症の発症」の現状（心臓の周りにお水が少し溜まっている）について、肥大型心筋症のレベルはどれくらいなのか、どれくらいの状態になって肥大型心筋症の治療がどういう内容で始まるのか、その場合、慢性腎臓病（腎不全）でお水を飲ませなければならないことと、心臓に負担をかけないことについて、治療（投薬等）と介護（お水の与え方）のバランスはどのように取っていくのか、お水の与え方を巡るリスク管理の優先順位について、具体的に先生に相談してこようと思います。
お水をどの程度控えて「肥大型心筋症のリスク軽減するのか」、お水をどの程度与えて「慢性腎臓病（腎不全）のリスク管理するのか」、最適な在り方について、ご相談してこようと思います。
次回の通院日までは、トモのその後の様子をよく観察して、少しでも院長先生の診察、治療の役に立つよう、小さな変化もチェックして先生に報告しようと思います。トモの体調がこれ以上悪化しないよう願うばかりです…。
🌸🍀✨
なお、トモの既往歴については、慢性腎臓病（腎不全）の判明時に、「尿管結石による尿管の部分閉塞」と「尿石症（腎臓に微細な石がいくつかあり）」の治療をして完治しましたが、これ以外にも成猫になって何年かして、「骨軟骨形成不全」や「外鼻孔狭窄」の症状が出てきて、この病名と診断されました。
トモの「骨軟骨形成不全」については、以下のBlogで記載しておりますが、その後のレントゲン画像の写しを掲載して、経過をBlogにしたいと思います。
また、トモの「外鼻孔狭窄」については、ワンちゃんでよくする「外鼻孔狭窄拡張手術」をしていただき、呼吸しやすくしてもらいました。詳細は以下のBlogに記載しています。猫では珍しい手術ということですが、ネネのリンパ腫の主治医のT先生に手術してもらいました。歳を取るに従って呼吸が苦しそうな鼻詰まりの呼吸音が顕著になってきましたので、T先生から勧められて手術となりました。
「外鼻孔狭窄」についてのその後の経過についても、投稿したいと思います。
トモの病気がこれからどうなっていくのかわかりませんが、今後もトモの治療経過や介護の時に感じたことなどを都度、詳しく記載してまいります。このBlogが皆さまの大切な猫ちゃんの治療方針や介護に少しでもお役に立つことになれば…幸いに思っております🍀🌸🐾
次回は、blog147【トモの体調の動画（肥大型心筋症の診断後）】を投稿いたします。
🌸🍀🌸🍀🌸🍀🌸🍀
これまでのトモの闘病経過（2020年2月に判明した尿管結石、尿石症、そして慢性腎臓病、腎不全の治療詳細）はこちら↓↓↓にまとめております。
トモの尿路結石症、尿石症、慢性腎臓病（腎不全含む）の【積極的な内科治療】の全体版は、こちら↓↓↓です。
猫たちとの日常の様子を動画にして、ねねともきなこちゃんねるにアップしております。
【ねねともきなこ猫介護日記】 サイトマップをまとめました
❶尿路結石・尿石症 トモ・・・積極的内科治療 ネネ・・・外科手術（腎臓と膀胱を直接繋ぐ） ❷消化器型リンパ腫（低グレード→高グレード） ネネ・・・抗がん剤、緩和措置 ❸外鼻孔狭窄 トモ・・・外鼻孔狭窄拡張手術 ❹骨軟骨形成不全 トモ・・・経過観察（レントゲン写真あり） ❺眼底出血と網膜はく離症候群 トモ・・・経過観察 ❻高血圧症 トモ・・・投薬治療 ❼肥大型心筋症 トモ・・・経過観察中
いつもお読みくださりありがとうございます🙇
ねねともきなこ🌸
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