Blog156【胸水〜肥大型心筋症〜高血圧症〜尿路結石・尿石症の克服〜積極的な内科治療Part3慢性腎臓病(腎不全含む)(その10)】

胸水・肥大型心筋症・高血圧・慢性腎臓病

 トモが2025年9月頃より11月頃にかけて、①飲水しにくい→飲水しない、②ご飯食べるの遅い→ご飯食べない、③失禁(オシッコ・ウンチ)、④胸で痙攣(不整脈?)、⑤口呼吸、⑥トイレにずっと座っている、⑦空中見ながら口クチャクチャ(吐き気?)や食事の吐き戻しあり、⑧認知機能落ちてきている、⑨水や薬与えると胃?ゴロゴロと便秘3日ウンチ出ない、などの症状が順次発生し、2025年10月4日、10月25日、11月1日、11月9日、11月14日と動物病院で診てもらいました。

 2025年11月1日の胸部Echo検査では心臓にお水が溜まっていなかったのですが、11月14日の胸部Echo検査でトモの心臓の心室壁の厚さが6mm以上の7.4mm程度と厚くなっており、心臓の周りに水が溜まっていることが判りました。

 2025年11月14日に判明した心臓の周りに溜まっていたお水は比較的少量でしたが、片腎であり慢性腎臓病(腎不全)の治療上必要であったシリンジでの経口補水を止め、トモの自力の飲水のみで摂取する水を最少にした状態でどこまで心臓のお水が抜けるか、飲水量が減ったことによる腎臓の数値への影響はどの程度か等、現在経過観察中となりました

 その後、2025年11月15日はトモがご飯を食べられないことが続いていたのでその相談、11月19日は吐き戻しがあったので吐き気止め(セレニア錠)をもらいに動物病院に行きました。

 2025年11月23日にはトモは後ろ足をびっこを引いていたのを見かけましたので、血栓の心配が感じられました。

 2025年11月24日ここ1ヶ月くらいにトモに現れた以下の①〜⑬までの症状について、今後の治療方針と介護の留意点を先生にお聞きしました。

【1ヶ月間のトモの症状の経過(症状の順)まとめ】                     ①飲水しにくい→飲水しないになってきている    ②失禁(オシッコ・ウンチ)            ③ご飯食べるの遅い→食べられない(1日30ccくらいのキャットフード)                 ④胸で痙攣は不整脈?               ⑤水や薬与えると胃?ゴロゴロ           ⑥口呼吸 呼吸が荒い               ⑦空中見ながら口クチャクチャ(吐き気?)     ⑧認知機能落ちてきている気がする         ⑨飲水とご飯1日置きで交互しか取れない      ⑩食事中吐き戻しあり               ⑪便秘3日以上(食べていないから?)       ⑫トイレに座っている時間長い           ⑬後ろ足びっこ発見、脚のコブは何か?血栓ではないか?

今後の治療方針と介護の留意点】       2025年11月24日にも心臓の周りに胸水が少量貯まっていたことが確認され、①〜⑬の症状については、心臓が弱ってきていることで起きている症状が疑われるので、トモの体調不良(①〜⑫)の回復については、まずは心臓のケアをする。飲水量は本人任せの量で慢性腎臓病では少ないので、これからは腎臓の数値に跳ねていく感じになるが、腎臓の数値は血液検査の数値のとおり、現在腎臓に余力がある数値になっているので、引き続き、お水は本人の飲水量(①)に任せて心臓の水が溜まらないように経過をみる。血圧の薬を増やすのはまだ先。心臓の周りのお水の捌け具合で、投薬(利尿剤)など検討する。後ろ足びっこは経過観察、今は、腎臓の機能より心臓の状態のケアと治療方針決定のための経過観察が重要とのことでした。⑬は特に問題なしとのことでした。

 その後、異常が無ければ薬が無くなった時に動物病院に行くことになっていましたが、2025年12月13日から更に状態が悪くなり、                   ①12mlの水で溶いてシリンジで与えていた薬ですら飲めない、4mlで何とか飲む感じになり、
②口呼吸が更にひどくなってきた
③食事は全然摂れない
④水が全然摂れない
⑤失禁(オシッコ・ウンチの両方)して手脚脱力しながら口呼吸
                     というような状態となりましたので、2025年12月16日に動物病院で診てもらったところ、各種検査の結果、「胸部超音波検査」と「胸部レントゲン検査」で、心臓と肺の周りに胸水がたくさん貯まっていることが判りました。

 獣医師の説明では、11月24日以降の数週間で急激に胸水が貯まり、レントゲン検査結果で胸部が真っ白、超音波検査でも胸水がたくさん貯まっているのが見えたとのことで、80mlの胸水抜去の処置をしていただきました。

 そして、腎臓以外の臓器(心臓・呼吸器・肺)が限界きているとのことで、余命宣告があり、余命数日〜マックス1年(1年はもたない)と言われてしまいました…。

 2025年12月25日その後胸水がどれくらい貯まっているか等診ていただくため動物病院に行きましたが、2025年12月16日の胸水抜去後のトモの状態について、以下の①〜③の状態を先生に相談するとともに酸素室(2025年12月18日から設置)を導入したことを報告しました。

【トモの様子】                  ①呼吸                      2025年12月23日からまた肩で息をしている。    日に日に体を拭いてあげる時に口呼吸が酷くなっているので、また胸水が溜まって来ているのではないか。  ②失禁                      トイレの場所を判っていても認知機能弱まってきているのか、おしっこやウンチを頻繁に漏らすようになった。2025年12月24日はトゥルースリーパーに2ヶ所オシッコを漏らしていた。                ③足の裏に出来物のようなものが酷くなっている。2025年12月23日は大丈夫だったのに、翌日の12月24日には足の裏の出来物のようなものが出来ている。   

 2024年12月25日は朝から日帰り入院して、「CBC(血球計算)検査」、「血液生化学検査」、「血液電解質項目検査」、「SAA検査」、「超音波検査(胸部)」、「レントゲン検査(胸部)」の結果、前回胸水抜去(2025年12月16日)から9日で胸水がたくさん貯まっており、今回の胸水抜去で80ml、胸水が貯まる速度が早い、心臓の薬(ピモベハート錠1.25mgを1日に半錠を2回)を始める、自宅に酸素室を導入したのは良かった、足の裏の出来物は「床擦れ」なので「高反発のブレスエアー素材のマット」が良いと言われました。

 2025年12月27日は胸水貯留の観察で超音波検査しましたが、ピモベハート錠を2025年12月25日から服用していますが、胸水がまたすぐに貯まり始めている状況から、「肺か胸部にある腫瘍からの胸水の可能性が高い。」と言われました。肺又は腫瘍からの胸水であることの原因特定のため必要なCT検査は、トモが高齢(15歳6カ月)で、慢性腎臓病、片腎、高血圧症、肥大型心筋症等の既往歴があること等から、麻酔や鎮静をかけて行うCT検査は命懸けになるので出来ないと言われ、肺又は腫瘍由来の胸水であった場合、今後は緩和的なことしか出来ないと言われました。

 2025年12月30日に「胸部超音波検査」にて胸水貯留状況を見てもらいましたところ、前回(2025年12月27日)に心臓や肺の周りに貯まっていた胸水がほとんどなくなっているとのご説明がありました。次回は2026年1月4日に検査に来るように言われました。

 心臓の薬が効いてきて、胸水が心臓からきているものであったとしたら、今後ハッキリしてくると思いますので、心臓の薬が効けば、余命は長い方の時間が期待出来るかもしれず(2回目の余命宣告破りを内心狙っていまますが)、そうであればトモとの時間が長めに取れるので嬉しいです。

 そして、前回のBlogでも記載いたしましたが、「トモの苦痛を最小限にすること」を進めて、(2回目の余命宣告破りも狙いつつ)トモに残された時間を良質なものにしてあげたいと思います。

トモに残された時間を良質なものにすること(=トモの苦痛を最小限にする→飼い主の幸せ)

 2023年12月18日に愛猫ネネを十二指腸リンパ腫で失いました。リンパ腫判明時は「低グレード」で、余命が中央値2年でしたので、抗がん剤の治療をしましたが、結果的にすぐに「高グレード」に転化してしまい、抗がん剤がほとんど効かずに旅立たせてしまいました。「高グレード」になった時点で、抗がん剤は止めて、緩和的な対症療法に切り替えれば良かったと今思えば思いますが、その選択が出来るほど飼い主側の私に知識(治療のことやペットとの良質な時間の過ごし方等について)がありませんでした

 愛猫を病気で亡くした時、後に、後悔や反省をして、ペットロスになってしまうことがあると思いますが、飼い主として後悔がないよう、出来るだけのことをしてあげれた方がペットロスの苦しみの程度が少なくて済むと思います。

 しかし、いろいろな事情がありますので、出来ることと出来ないことがあります。例えば、たまたま保護した猫ちゃんが重い病気に罹患している場合、学生さんで高額な治療費を支払えない場合、私は過去に飼っていた猫をペット保険を掛けていなかったことで、高額な治療費がかかるような治療はしてあげられませんでした

 このような反省から今、Blogを書いているのですが、出来るだけ猫ちゃんと飼い主様が、「幸せな終末期」を迎えていただきたく、私が経験した愛猫の病気や治療経過、介護の状況、ペット保険には加入していた方が良いこと、また、書くのが難しいこと(控えられること)や失敗したこと等出来るだけ書きにくいことを敢えて書いて、なかなか調べても出てこないが重要だと思ったことを書くようにしています

 ネネのリンパ腫の時は、「高グレード」に転化した時点で、抗がん剤を止めてしまうこと(ステロイドの緩和対症療法に切り替えること)が出来なかったことで最後まで抗がん剤で弱らせてしまったことを後悔しておりますが、トモの場合は胸水(現時点で原因は特定されていない)で、呼吸が息苦しいということで、酸素室で酸素濃度を高めることは出来ますので、「トモの苦痛を最小限にすることリスト」を一生懸命に取り組んで、余命宣告の命の期限までトモの苦しさを軽減して、少しでも長く一緒に居られるようにして、「トモの残された時間を良質なものにすること」で、トモ(ペット)と私(飼い主)の時間も良質なものにしたいと思っています

【以下は、トモの苦痛を最小限にすることリスト】

●その1→溜まる都度胸水抜去して呼吸を楽にする  ●その2→酸素室を導入して呼吸補助をする           ●その3→酸素室にブレスエアーベッドを置く    ●その4→失禁用にトモの部屋にパッド敷き詰める  ●その5→ご飯とトイレ酸素室外に設置(少しは歩かせて寝たきりにさせない、床擦れ防止など)      ●その6→酸素室に両目失明のトモでも入れる出入口を小さく設け、酸素濃度が入口付近で26%強となっているので、酸素を送る機械の増設を検討する

 次回は、blog157【2026年を迎えて🎍(トモときなこの動画)】を投稿したいと思います。

🌸🍀✨

 なお、トモの既往歴については、慢性腎臓病(腎不全)の判明時に、「尿管結石による尿管の部分閉塞」と「尿石症(腎臓に微細な石がいくつかあり)」の治療をして完治しましたが、これ以外にも成猫になって何年かして、「骨軟骨異形成症」や「外鼻孔狭窄症」の症状が出てきて、この病名と診断されました。

 トモの「骨軟骨異形成症」については、以下のBlogで記載しておりますが、その後のレントゲン画像の写しを掲載して、経過をBlogにしたいと思います

Blog93【骨軟骨形成不全】
【猫の骨軟骨形成不全 ねねともきなこ猫介護日記】骨軟骨形成不全

 また、トモの「外鼻孔狭窄症」については、ワンちゃんでよくする「外鼻孔狭窄拡張手術」をしていただき、呼吸しやすくしてもらいました。詳細は以下のBlogに記載しています。猫では珍しい手術ということですが、ネネのリンパ腫の主治医のT先生に手術してもらいました。歳を取るに従って呼吸が苦しそうな鼻詰まりの呼吸音が顕著になってきましたので、T先生から勧められて手術となりました。

Blog86【猫の外鼻孔狭窄拡張手術】
【猫の外鼻孔狭窄 ねねともきなこ猫介護日記】猫の外鼻孔狭窄拡張手術

 「外鼻孔狭窄症」についてのその後の経過についても、投稿したいと思います。

 トモの病気がこれからどうなっていくのかわかりませんが、今後もトモの治療経過や介護の時に感じたことなどを都度、詳しく記載してまいります。このBlogが皆さまの大切な猫ちゃんの治療方針や介護に少しでもお役に立つことになれば…幸いに思っております🍀🌸🐾

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 これまでのトモの闘病経過(2020年2月に判明した尿管結石、尿石症、そして慢性腎臓病、腎不全の治療詳細)はこちら↓↓↓にまとめております。

 トモの尿路結石症、尿石症、慢性腎臓病(腎不全含む)の【積極的な内科治療】の全体版は、こちら↓↓↓です。

積極的な内科治療(尿路結石・尿石症・慢性腎臓病(腎不全含む))
猫の尿路結石及び慢性腎臓病の積極的な内科治療

 猫たちとの日常の様子を動画にして、ねねともきなこちゃんねるにアップしております。

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